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ブログ「ココチノ」管理人の読書ブログ

ちゃぶ台

ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 「移住×仕事」号

ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 「移住×仕事」号

 

“一冊入魂”のミシマ社が雑誌を作りました。
ウェブマガジン「みんなのミシマガジン」のサポーター向け非売品はありました。
わたしもサポーターになっています。

しかし、市販用雑誌は初めてです。
「みんなのミシマガジン」サポーターでもあるし、他にも買いたい本があるし...と購入を悩んでいましたが、ある日、ネット通販でポチっ。

届いた『ちゃぶ台』は、見た目も中身も期待以上でした。

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誰もいない場所を探している

誰もいない場所を探している

誰もいない場所を探している

 

徳島県にあるコーヒー屋 アアルトコーヒー 庄野雄治さんの本。

庄野さんのブログを読むようになって、2年くらいです。
Twitterをフォローしていて、気になるタイトルの時にクリック。
この本の発売もTwitterで知りました。

一番好きなのは、「好きなものを全力で好きと言いたい」という文章。
今年、さまざまな場面で強く感じたことが“好きなものを好きと言える強さ”みたいなこと。

庄野さんのブログでいいなぁと思った文章が、推敲されて、すっきり潔いものとなって載っていた感じがします。

色々こじらせているわたしは、“好きなものを好きと言う”のが難しいです。
本当に好き?って、自分を疑ってしまう癖がついています。
しかし、選んではいる...“好きなものを好きと言う”人たちと一緒にいたら、言えていないだけで、自分もちゃんと持っているんだなぁと感じました。

 

一つの文章は、2ページから3ページ。
ふと開いて文章を読むのに、ちょうどいい長さです。
大橋いちおさんのアートワーク、厚み1センチほどの厚さと気軽に開ける装幀もよく、お値段は 900円(税別)とお財布にもやさしい本なのであります。

あたしとあなた

あたしとあなた

あたしとあなた

 

とてもうつくしい詩集です。

谷川俊太郎さんのことばに触れられる、
そんな感じがします。

名久井直子さんの装丁が、とてもすてき。
ちょっと官能的ですらある、と思います。

10年くらい前だろうか、
イベントで谷川俊太郎さんが朗読する姿を見て、
一目惚れしました。
彼の声にも惚れました。

谷川俊太郎さんのエッセイも好きだけど、
もっと彼の詩を読もうと思います。
独り、声を出して読んでいます。

キュンと響く詩に、指先で触れられている、
その体験にワクワクします。

『あたしとあなた』の本文

人生が一瞬で好転する「ダメな自分」とサヨナラする本

人生が一瞬で好転する 「ダメな自分」とサヨナラする本  あなたの魅力が輝き出すヒーリングCD付

人生が一瞬で好転する 「ダメな自分」とサヨナラする本 あなたの魅力が輝き出すヒーリングCD付

 

なんですかねー、
2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン』に続いて買った本がこれです。

付録のヒーリングCDに興味あったんです。
頭を空っぽにできる音が欲しいなぁと思いまして。

ただいま、「最高の自分に変わる! 21日間プログラム」取り組み中。
ひらめきで始めたことは、とにかく続けてみることにしています。

「ダメな自分」との戦いです。
くじけやすい自分を改めて感じて、くじけないよう励ましています。
新しい習慣づけをしているのです。

2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン

2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン

2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン

 

誕生数秘術のことをもっと知りたいなぁと本を探していたのに、買ったのはこちら。
2週間のレッスン、終わりました。

実践したこと、習慣にしたこと、2つ。

  • トイレ掃除
  • お財布を整理して、毎日の言葉がけ

始めてから、まだ1週間経っていません。
臨時収入などの変化は、まだありません。

自分の中で、変わったこともあります。

  • トイレ掃除してもすぐに埃っぽくなるし、汚れちゃうし、家族も気をつけないなら無駄かも...という思いが無くなった。
  • 毎日、毎回、トイレをきれいにすることを心がければ、きれいになってるっていう当たり前のことを実感できた。
  • 長財布から、小銭やポイントカード、レシートなどを出すと、すっきりきれいなもんだなぁと分かった。

これが大人の感想か!?と、自分でも呆れます。
「あ、できるんだ!」という単純な達成感が、自分をワクワクさせてくれました。

その気になりやすい性格の自分を再認識。

予定日はジミー・ペイジ

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)

 

一箱古本市で手に入れた文庫本。
“著者描き下ろしイラスト”というのに惹かれました。
角田光代さんも、何作かまとめて読んだ時期があった作家さん。

 

角田さんの言葉、沁みてくるんですよね。
年齢が近いからか、状況はまったく違うのになぜだか共感できて、気持ちよく物語の中に入っていけます。
入っていくというより、いつの間にか、物語の中に居る。

テンポがいいので、どんどん読み進めます。
そしたら、あーーーーっ!
思わず、付箋を貼ってしまった部分がありました。
「プレママクラス」に初めて参加した後の、主人公 マキさんの心の声。

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はなのほん

はなのほん

はなのほん

 

図書館で、やさしい花壇の本を探していて、見つけました。
やさしいは、「易しい」と「優しい」。
簡単で、ほんわかした雰囲気の花壇をつくりたいなぁと思ったのです。
花壇は小さいし、自分が選んだのではない花が植わっているし、せめて雰囲気を自分好みにしたいと思いました。

ページを開いていると、植物がいとしく思えます。
好みじゃない花壇の花も、雑草と呼ばれる野草たちも。
いま、こうしてキーボードを叩いているクサクサした心も、ちょっと丸くなるような気がします。

 

本の造りも好きです。
著者のかわしまよう子さんによる写真が素敵です。

花の場所となる器のアイデアは、見ていてワクワクしました。
使ってないけど、捨てられないままのコーヒードリッパーにも、なにか植えてあげよう♪

 

かわしまよう子さんの文章に、偶然に昨年からポツポツと出合います。
昨年春の京都旅で、恵文社一乗寺店で出合った『さんぽのほん 一乗寺の号』。

『さんぽのほん 一乗寺の号』

最近は、『自然栽培』にて。

自然栽培vol.3

自然栽培vol.3

 

草は充分にある...感謝、感謝。