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あの人はなぜ、お金に好かれるのか?

あの人はなぜ、お金に好かれるのか?

あの人はなぜ、お金に好かれるのか?

 

人生も後半らしいのに、いまだに生きづらい...息苦しい感じがいつもあります。
「本当にやりたいこと」や「夢」は、どこかに忘れてきてしまったようで、
考えようとしても、思い出そうとしても、浮かびません。
ちょっと頭で考えたくらいでは、具体的なイメージができません。

どうやったら、忘れている「本心」が分かるのかしら?
そういうカウンセラーやワークがあるはず、と検索しヒットした一人が、秦由佳さん。
まずは著書を読んでみようと、取り寄せました。

 

こういう本では、言っていることはだいたい同じ。

自分を好きになれば、やりたいことは叶うし、お金の問題もなくなる。

 

たぶん、それって本当なんだろうなぁと思うのです。
こういう自己啓発関連やスピリチュアルな本をよく読んでいるせいかしら。
ただ、そういう説明が、わたしにはしっくり入ってきます。

しっくり来るし、頭では書いてあることが分かるのだけれど、実践できない。
「イメージできない」というのが正しいかも。
だから、問題も解決しない。
それが悩みでした。
だから、同じような本をたくさん読んでしまうんですね。

 

わたしにとっては、秦さんの文章はとても気持ちよかったです。
あ、これなら、また読み返せそうと思いました。

読んでいて、肩の力がフッと抜ける気がしたのは、“自分の良いところにも悪いところにも価値があるのだ”ということ。
自分をジャッジしないということ。

なるべく他人のことはジャッジしないように...と努めていましたが、自分には批評の目を向けていたことに気づかされました。
実のところ、他人を批評しないように努めていても、それは頭で考えてるだけで、心の中にはシコリがありしました。
「でも、本当は...なのに」と。
自分自身は認めていないから、ひがんでいたんだと思います。


秦さんの文章は、立ち位置や文体から感じる距離感が、ちょうどよかったという感じ。
苦手なタイプの文章だと、書いてあることも、少し疑ってしまうのです。
ちょっと熱かったり、「距離、近っ」ていうのは苦手です。

とはいえ、苦手な感じがしても、気になれば読んでみます。
そして、「気づき」があることも多いです。
また、それが一般的に「受ける」形であることを知ることもできます。

ストンと自分の腑に落ちる文章を書く人に出合えたことは、ラッキーです。