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ブログ「ココチノ」管理人の読書ブログ

アイデアの接着剤

アイデアの接着剤 (朝日文庫)

アイデアの接着剤 (朝日文庫)

 

気になっていた水野学さんの著書が、文庫本になっていたので、買った。

イデアのかけらとかけらをくっつけたとき初めて、新しいアイデアが生まれるのだと思います。 

ジェームス・W・ヤングの『アイデアのつくり方』にあった「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という文章を思い出した。

『アイデアの接着剤』は、具体的に書かれていて、とても分かりやすい。
文章も読みやすい。
仕事で悩んでいることに、直接効く情報もあった。
商品を擬人化”して考えるというのは、早速マネしようと思う。

 

同時に「生き方」「在り方」について考えさせられる情報もあった。
ちゃんと生きていなかったと思う。
やっぱり、“どうせ、私なんて...”が、邪魔をしていたのかなぁと思う。

仕事に限らず、それを思い悩んでいたけど、考えてはいなかったんだと気づいた。
気づいたから、ちょっとずつ変われるかなと思ったりする。

 

気になったページの端をどんどん折って、後からもう一度読み直しながら、マインドマップ(風)に落していった。
私の場合、ページの端を折ることは、文庫本や新書でないと、なかなか実行できない。
単行本に比べ、折りやすい紙質だし。
文庫本はありがたい。

電子書籍を読んだ時、ブックマーク機能を使って後からまとめてみたけれど、やっぱり紙の本がいいなぁと思った。
前後の文章(情報)への移動もスムーズだし、再度“開こう”と思った時に、電子書籍より速く、目的のページへ辿り着ける気がする。

そんな発見もあった読書だった。