ココチノの本棚

ブログ「ココチノ」管理人の読書ブログ

ホ・オポノポノ ライフ

ホ・オポノポノ ライフ  ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる

ホ・オポノポノ ライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる

 

ホ・オポノポノの本ばかり読んでいる。
読むたびに新たな発見があって、面白い。

最近は特に、今の自分が欲しているものに正直に、と思ってる。
「そんなにお金が無い」とか「今は別のことをすべきでは?」という考えが浮かぶのだけど、お金に関しては自分なりの妥協点を探し、「○○するべき」は却下。

この本では、テーマごとにカマイリ・ラファエロヴィッチ(KR女史)の言葉が並ぶ。

  • ゴール(生きる目的、将来)
  • 期待(幸せ、年齢)
  • 人間関係(恋愛、結婚、孤独)
  • お金
  • 仕事(オフィス)
  • 自然
  • 土地と家
  • わたしとウニヒピリ(こだわり、トラウマ)
  • 母と子

具体例が載っているので、取り組みやすい。
今回は、特にお金のクリーニングを進めたいと思って、この本を買った。
この週末に取り組む。

 

巻末には、よしもとばななさんとの対談が載っている。
これを読んで、私がホ・オポノポノを知ったきっかけの一人は、よしもとばななさんだったかしら?と思い出す。
本の発行は、2011年3月8日。東日本大震災の直前だ。

ばななさんが云ってる「丹田と呼ばれる下腹部あたりにいる素直で気高い自分がいる」というのが、あっ!という感じだった。
丹田を意識できるようになると落ち着くのは、体の重心という面だけでなく、“本当の自分を感じる”からなのだろうか。

 

ホ・オポノポノでは、「本当の自分」が人生の向かう先だと云っている。
そして、それはゼロの状態。
最近、もしかして、これはゼロに近いのか?という経験があった。

アーユルヴェーダで「ゼロ」に近づく?

先日、初めてアーユルヴェーダのマッサージを体験した。
「シローアヴィヤンガ」というヘッドマッサージ。
残念ながら「シローダーラ」という、額のチャクラにオイルを滴下は予算オーバーだった。

もしかしてゼロ?と感じたのは、頭にオイルを浸透するためにベッドに寝ころんでいる間のこと。
プールで、ただ浮いている感じに似ていた。

そして、自分の皮膚感覚が無くなる感じ。
そう、自分が物体ではないような...何者?
ちょっと「怖い」とすら思った。
しかし、同時に安心感もあって、混乱した。

ホ・オポノポノを知らなかったら、怖いだけで終わったかもしれない。
でも、もしかすると、これがゼロ?と思ったら、気が楽になった。

 

その後、一つ思い出したことがある。
小さい頃、たしか小学校入学前後の頃、よく「消えたい」と思うことがあった。
庭にある小さな木の陰や、押し入れの布団の奥深くで、「消えたい」と。

具体的なことは覚えていないのだけど、不安を感じてたことは覚えている。
だから、「消えたい」=「死にたい」だと思って、そんなこと考えた自分に罪悪感を感じていた。

実際、もう少し成長すると、「死ぬのは悪いことだから、みんなの記憶からも無くなるように、消えたい」と思ったこともあった。
でも、多分、小さい頃の「消えたい」とは違う種類だ。

今回の経験で、あれはゼロに戻りたかっただけなのかもしれない、と思えた。
お陰で、罪悪感が消えた。