誰もいない場所を探している
徳島県にあるコーヒー屋 アアルトコーヒー 庄野雄治さんの本。
庄野さんのブログを読むようになって、2年くらいです。
Twitterをフォローしていて、気になるタイトルの時にクリック。
この本の発売もTwitterで知りました。
一番好きなのは、「好きなものを全力で好きと言いたい」という文章。
今年、さまざまな場面で強く感じたことが“好きなものを好きと言える強さ”みたいなこと。
庄野さんのブログでいいなぁと思った文章が、推敲されて、すっきり潔いものとなって載っていた感じがします。
色々こじらせているわたしは、“好きなものを好きと言う”のが難しいです。
本当に好き?って、自分を疑ってしまう癖がついています。
しかし、選んではいる...“好きなものを好きと言う”人たちと一緒にいたら、言えていないだけで、自分もちゃんと持っているんだなぁと感じました。
一つの文章は、2ページから3ページ。
ふと開いて文章を読むのに、ちょうどいい長さです。
大橋いちおさんのアートワーク、厚み1センチほどの厚さと気軽に開ける装幀もよく、お値段は 900円(税別)とお財布にもやさしい本なのであります。