高峰秀子のレシピ
図書館で借りて読んだ本。
春に、服部みれいさんのお話会に行った時に紹介されていて、いつか読もうと思ってたのだ。
初めて読んだ高峰秀子さんの文章は、とっても面白い。
読んでいるうちに、口角が上がっていく。
文章のテンポがよく、「小気味いい」とはこういうことか?と思った。
料理もおいしそうだ。
元となった『台所のオーケストラ』には、料理写真は載っていないらしい。
高峰さんが亡くなった後に発行された『高峰秀子のレシピ』に載っている料理は、再現されたものだ。
写真がなければ、似たようなものを作ることすら私には難しいから、料理写真はありがたい。
文章からは、大切な人や料理に対する愛情が感じられる。
文章を楽しんでいるうちに、料理のレシピを書き写すことなく、返却期限に。
また、高峰秀子さんの文章を読みたい。