あたしとあなた
とてもうつくしい詩集です。
谷川俊太郎さんのことばに触れられる、
そんな感じがします。
名久井直子さんの装丁が、とてもすてき。
ちょっと官能的ですらある、と思います。
10年くらい前だろうか、
イベントで谷川俊太郎さんが朗読する姿を見て、
一目惚れしました。
彼の声にも惚れました。
谷川俊太郎さんのエッセイも好きだけど、
もっと彼の詩を読もうと思います。
独り、声を出して読んでいます。
キュンと響く詩に、指先で触れられている、
その体験にワクワクします。
人生が一瞬で好転する「ダメな自分」とサヨナラする本
人生が一瞬で好転する 「ダメな自分」とサヨナラする本 あなたの魅力が輝き出すヒーリングCD付
- 作者: ウィリアム・レーネン,伊藤仁彦,磯崎ひとみ
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本
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なんですかねー、
『2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン』に続いて買った本がこれです。
付録のヒーリングCDに興味あったんです。
頭を空っぽにできる音が欲しいなぁと思いまして。
ただいま、「最高の自分に変わる! 21日間プログラム」取り組み中。
ひらめきで始めたことは、とにかく続けてみることにしています。
「ダメな自分」との戦いです。
くじけやすい自分を改めて感じて、くじけないよう励ましています。
新しい習慣づけをしているのです。
2週間でお金の悩みがゼロになる魔法のレッスン
誕生数秘術のことをもっと知りたいなぁと本を探していたのに、買ったのはこちら。
2週間のレッスン、終わりました。
実践したこと、習慣にしたこと、2つ。
- トイレ掃除
- お財布を整理して、毎日の言葉がけ
始めてから、まだ1週間経っていません。
臨時収入などの変化は、まだありません。
自分の中で、変わったこともあります。
- トイレ掃除してもすぐに埃っぽくなるし、汚れちゃうし、家族も気をつけないなら無駄かも...という思いが無くなった。
- 毎日、毎回、トイレをきれいにすることを心がければ、きれいになってるっていう当たり前のことを実感できた。
- 長財布から、小銭やポイントカード、レシートなどを出すと、すっきりきれいなもんだなぁと分かった。
これが大人の感想か!?と、自分でも呆れます。
「あ、できるんだ!」という単純な達成感が、自分をワクワクさせてくれました。
その気になりやすい性格の自分を再認識。
予定日はジミー・ペイジ
一箱古本市で手に入れた文庫本。
“著者描き下ろしイラスト”というのに惹かれました。
角田光代さんも、何作かまとめて読んだ時期があった作家さん。
角田さんの言葉、沁みてくるんですよね。
年齢が近いからか、状況はまったく違うのになぜだか共感できて、気持ちよく物語の中に入っていけます。
入っていくというより、いつの間にか、物語の中に居る。
テンポがいいので、どんどん読み進めます。
そしたら、あーーーーっ!
思わず、付箋を貼ってしまった部分がありました。
「プレママクラス」に初めて参加した後の、主人公 マキさんの心の声。
はなのほん
図書館で、やさしい花壇の本を探していて、見つけました。
やさしいは、「易しい」と「優しい」。
簡単で、ほんわかした雰囲気の花壇をつくりたいなぁと思ったのです。
花壇は小さいし、自分が選んだのではない花が植わっているし、せめて雰囲気を自分好みにしたいと思いました。
ページを開いていると、植物がいとしく思えます。
好みじゃない花壇の花も、雑草と呼ばれる野草たちも。
いま、こうしてキーボードを叩いているクサクサした心も、ちょっと丸くなるような気がします。
本の造りも好きです。
著者のかわしまよう子さんによる写真が素敵です。
花の場所となる器のアイデアは、見ていてワクワクしました。
使ってないけど、捨てられないままのコーヒードリッパーにも、なにか植えてあげよう♪
かわしまよう子さんの文章に、偶然に昨年からポツポツと出合います。
昨年春の京都旅で、恵文社一乗寺店で出合った『さんぽのほん 一乗寺の号』。
最近は、『自然栽培』にて。
草は充分にある...感謝、感謝。
土の学校
無農薬・無肥料で栽培した「奇跡のリンゴ」で知られる、木村秋則さんが話した内容をノンフィクションライターの石川拓治さんがまとめたもの。
図書館で、装幀にも惹かれて借りました。
とても読みやすい本でした。
いちばん心に残ったのは、「自然は無駄なことはしないのです」という言葉。
今まで当たり前と思って、思い込んでいたものが、実は違う、違う面があるということに改めて気づかされました。
見方を変えると、全然違う!
最近、そういうことが多いです。
常識だと思っていたことが、ほんの20年とか数十年、そう百年も経ってない情報で、それも意図をもって思い込まれていたと気づきます。
広告って、そういうもんだとは思いますが、なんだかなぁ...。
同じ畑で同じ作物を毎年育てていると、作物の生育が悪くなって、収穫量ががた落ちすることを「連作障害」と云います。
それは当たり前のことだと思っていました。
お米にはそれが無いことも、日本の風土に合っているということなんだと思います。
木村さんは云っていました。
連作障害は、病気ではありません。土の中の微生物層が単一化しているために起きる現象に過ぎないのです。
現象や結果と、原因を混乱させていることが多いなぁと感じます。
そして、表面に現れていることだけを見て判断しちゃう癖がついているなぁとも。
返却前に、もう一度読み返します。
いつも素敵な人、いつまでも若い人
時間潰しに寄ったコンビニで購入しました。
服部みれいさんの文章が載っていたから、吸い寄せられるかのごとく。
みれいさんのことばが、自分への応援メッセージのように感じられます。
大好きな谷川俊太郎さんも載っていて、うれしいお買い物に。
そして、あさのあつこさんと小松エメルさんの対談の中で、ドキッとしたことばに出合いました。
あさのさんが話していた、ことば。
「書かなくていい理由」を自分に言い聞かせていましたね。子育てが忙しいからとか、もう家庭があるしとか、ほかに書く人がいっぱいいるんだから自分が書かなくてもいいじゃないとか。夢をあきらめるための理由を。
“ほかに才能がある人がいるから、自分がそれをしなくてもいい、いや、しない方がいい”っていうのが、「あ、それ、わたしのこと」って思いました。
夢をあきらめるために、自分にそう言い聞かせていただけなのかしら。
そう思う癖がついていて、あきらめた夢、思いついたヒラメキも忘れてしまいました。
この小さな雑誌を読んだことで、思い出したり、見つけられたりしたらいいなぁ。